こんにちは。ライターの清水です。
昨日お伝えしたように、今日から2021年度札幌教材製作所『経営方針発表会』のもようをお伝えしていきます。
本記事をお読みいただく前に「前日譚」もよければどうぞ。
毎年行われている「経営方針発表会」がどのようなものかというのは、
最後までお読みいただければお分かりいただけるかと思います。
例年はホテルで開催をしていましたが、昨年はコロナの影響で事務所で開催。
実は開催2ヶ月前にはホテル開催を検討していたようですが、緊急事態宣言が出たため、今年も社内開催となりました。
私が取材に訪れたのは開始15分前。
すでに用意ができていて、皆さん着席されていました。
いつもとは違う、緊張した空気感がピーンと張り詰めていました。
各部門の発表があるのですが、毎年恒例、トップバッターは社長です。
例年通り、昨年度のイベントの振り返りの後、毎年恒例の損益計算書の発表があります。
「損益計算書」とは何かと言いますと、会社の家計簿のようなものをイメージしてください。
札幌教材では仕入れ金額はもちろん、それ以外の収支金額を全て社員に発表しています。
数字はとても細かく1円単位までしっかりと載せている資料です。
私がこの会社に取材をさせていただくようになって一番驚いたのが社員に「損益計算書」を公表していることです。
私が会社員だった時に務めていた会社は役員以外は非公表でした。
このような会社が一般的で、札幌教材のような会社は珍しいと思います。
「社員に後ろめたいお金の使い方をしていない」
上田社長の覚悟と誠意さが表れているのだと思います。
さて、今年の札幌教材の売り上げは、例年よりもさらに厳しいものでした。
当初の目標に届かないだけでなく、営業利益はギリギリ。
原因の1番はコロナです。
ですが原因はコロナだけではないのです。
それは損益計算書と過去のデーターを見れば明らかでした。
そしてそこにこそ「札幌教材製作所」が向き合わなければならない課題点が浮き彫りになっていました。
次回へ続きます。
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