
施工期間:2日
製作期間:2週間
施工内容- スチールグリーン1200×5400 曲面黒板1枚貼替 MC工法
- スチールグリーン1155×3560 貼替8枚
長年使用された黒板は、表面の劣化によって「書きにくい」「消しにくい」「反射する」といった症状が出てきます。そのような時、既存の黒板枠をそのまま活かし、表面材だけを新しくする「黒板貼替工事」がおすすめです。
今回は、北海道の高等学校で施工した事例をご紹介します。
施工1日目

4名のチームで作業を開始しました。まず、1200mm×5400mmの大きな黒板の貼替です。このサイズの板は、1枚では教室に搬入できないため、「MC工法」という特殊な方法で分割して搬入し、貼り付けました。
「MC工法」とは?

下地にマグネットシートを貼り付け、その磁力で新しい黒板やホワイトボードの表面材を固定する施工方法です。
▶メリット
- 優れたコストパフォーマンス
張り替えの際は、下地のマグネットシートを再利用し、表面の鋼板だけを交換するので、費用を大幅に抑えられます。
- 搬入・施工がスムーズ
パネルを分解して搬入できるため、狭い場所や高層階でも問題なく設置できます。壁一面のような広い範囲でも、効率的に施工が可能です。
- 快適な書き心地と静音性
マグネットが緩衝材となり、チョークの書き心地が柔らかくなります。また、板書時に気になる「チョーク音」を軽減する消音効果も期待できます。
続いて、1155mm×3560mmの黒板の貼替を行いました。
施工2日目

残りの1155mm×3560mmの黒板の貼替を2名で実施しました。
今回の貼替は、既存の黒板の上に新しい板面を専用の接着剤で貼り付ける工法です。その後、貼り付けた板面の周囲にアルミの押し縁を取り付けて、見た目もきれいに仕上げました。
「貼替工事」は、壁を壊したりする大掛かりな工事ではなく、既存の黒板を再利用するため、スピーディーかつ低コストで新しい黒板に生まれ変わらせることができます。

「書き心地はどうだろう?」「実際にプロジェクターで投影した感じを見てみたい」といった疑問やご要望はありませんか?さまざまなボードの違いを比較したい方も、実際にサンプルをお持ちしてお試しいただけます。
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