【先生・生徒必見】なぜ学校はホワイトボードではなく黒板なのか?

学校の教室といえば、黒板とチョークが当たり前の風景ですよね。でも、どうして学校ではホワイトボードではなく、今も黒板が使われているのでしょうか?

今回は、そんな黒板の見た目だけではわからない、秘密を解説していきます。

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黒板のトラブルは【札幌教材製作所】にお任せください!長年の経験と情熱で、『北海道の黒板を守り続ける』私たちだからできることがあります。

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ホワイトボードではなく黒板が使われている理由

現在でも学校ではホワイトボードではなく、黒板が多く使われています。その理由についてを解説します。

黒板のメリット

黒板のメリットを下記にまとめました。

集中力を高める効果

先生が黒板に文字をゆっくりと書く様子をじっと見ていると、自然と目が黒板に引きつけられます。先生の動きに合わせて目を動かすことで、授業に集中しやすくなる効果があります。

目に優しい

黒板が緑色なのは、長時間見つめても目が疲れにくいようにするためです。黒板の落ち着いた緑色は、実は人が最もまぶしく感じにくい色です。緑色は、可視光線の中でも目に負担をかけにくい波長で、長時間見ても目が疲れにくいという科学的な理由があります。

そのため、白く光を強く反射するホワイトボードよりも、緑色の黒板の方が、子どもたちの目を守るのに適していると言えます。

反射しにくい

黒板の表面は光を反射しにくいので、照明の光がまぶしくなく、教室のどこに座っていても文字がはっきりと見えます

ゴミが出ない

ホワイトボードのペンは、インクがなくなると新しいものに変える必要がありますが、チョークは粉になっても使えるので、使い捨てのゴミがほとんど出ません。環境にもやさしいですね。

5. ランニングコストが安い

黒板は、買うときの値段もホワイトボードより安いことがよくあります。さらに、使い続けるときのお金もとても安くすみます。

チョークはとても安いですし、1本でずいぶん長く使えます。すぐにインクがなくなるホワイトボードのペンと比べて、お財布にとてもやさしいんです。

黒板のデメリット

メリットがある一方で、黒板によるデメリットもいくつかあります。

チョークで汚れる

チョークで字を書くと、どうしても細かい粉が舞い散ってしまいます。それが手や服について汚れてしまうこともあります。

筆圧が必要

軽い力でスラスラ書けるホワイトボードのペンと比べると、たくさんの文字を書くときには、少し手が疲れてしまうこともあります。

ホワイトボードとのちがい

書きやすさの違い

ホワイトボードは、ツルツルした面なので、サラサラとペンで書くことができます。一方、黒板は、少しザラザラした面にチョークで書くので、独特の感触があります。

光の反射と目の疲れ

ホワイトボードは白くツルツルしているので、照明の光が反射してまぶしく感じたり、見えにくくなることがあります。黒板は反射しにくいため、目が疲れにくいです。

電子黒板導入で実現できること

最近、学校で使われるようになってきたのが「電子黒板」です。テレビのような画面に直接、専用のペンで書き込むことができます。

授業の質が飛躍的に向上し、子どもたちの学びは大きく変わります。

電子黒板を使うと、インターネットで調べた写真や動画をすぐに画面に映すことができます。先生が書いたメモもそのまま保存できるので、いつでも見返すことができます。子どもたちが画面に触れて遊ぶように学べるので、もっと楽しく、深く勉強できるようになります。

札幌教材製作所が提供する教育現場のICT化を強力に推進する電子黒板「スターボード」「ワイード」について、詳しく解説した関連記事も合わせて読んでみてくださいね。

まとめ

黒板には、最新の道具にはない、学習をより深くしてくれるたくさんの工夫が隠されいることを紹介しました。

ホワイトボードや電子黒板も素晴らしい道具ですが、黒板が持つ「書く」「消す」というアナログな良さは、これからも学校で大切にされていくでしょう。

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