こんにちは。ライターの清水です。
前回から始まった上田社長インタビュー『シン・札幌教材』
事務所移転というびっくり仰天の話からインタビューは始まりました。
※前回の記事はこちらから
移転することは決まりました。今の土地は買い手は見つかっているのですが、まだ移転先は決まっていません。
こだわりを聞いてみると「通いやすい場所」で「札幌市の西側(札幌教材が今あるエリア)」が希望とのこと。
社員のことを考えれば当たり前と思われるかもしれませんが、そこには上田社長の信念が詰まっています。
それは、施設(障がい)の方が通いやすい場所であること。
そのためにも公共交通機関があるところに絞って探しているそうです。
札幌教材では工場施設内に作業所を設けて、障がいのある方々を保護者や教育・福祉関係者と連携して自立する支援を行なっています。
これは『RC事業』として昔から大切にしている事業のひとつ。
今年の春で一区切りはついたのですが、これを続けていきたいという強い思いがあります。
実は札幌教材がある手稲区(札幌市の西側に位置しています)には札幌市内の養護学校が集中しています。
養護学校を卒業すると、生徒は就職をします。
卒業後も人生は続きますが、どうしても卒業後のフォローに手が届き行き渡らない。
しかし、それがないとせっかく就職をしてもなかなかうまくいかないという現実があります。
RC事業をどのように継続していくのか?より施設の方お役に立てるにはどうしたらいいのか?養護学校も昔から支援を続けている札幌教材であれば安心して任せられるとのことで、信頼も厚く、学校の先生や支援をしている会社と月一で集まって打ち合わせをしているとのことです。
移転先に希望しているところの条件が細かい理由はここから来ています。
上田社長の信念である「働くことで得られる幸せ」を大切にしてほしい。それを施設の方にも知ってほしい。
札幌教材は生まれ変わるために動き出しましたが、大切にしてきている思いそのままです。
それこそが、黒板屋さんとして北海道で唯一生き残った理由なのかもしれません。
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