こんにちは。ライターの清水です。
前回まではエストールという札幌教材の人気商品が完成するまで紹介をさせていただきました。
自分で書きながら改めて考えてました。
「ものを作るって、なんだろう?」
ものづくりで私が必ず思い出すエピソードがあります。
…私の前職での話ですが、その会社は各営業が図面を引いていました。
工事に使う金物の図面です。
現場から絶大な支持を得ているベテラン社員さんがいました。
なぜ絶大な支持を得ているのか?彼が設計した金物はとても施工がしやすいからです。
その人が、ある金物を見て言いました。
これ、◯◯さんが作った金物でしょう?センスがない。まだまだだな〜。
〇〇さんはあまり図面を引かない社員さんでした。
出来上がった商品を見て、誰が作ったのか言い当て、センスの無さを指摘したのです。
具体的にどこにセンスの無さを感じたのか聞いたところ、なるほど!という答えが返ってきました。
その金物は、天井につける比較的大型のものだったのですが、軽量化されていなかったのです。
その金物でも工事は完了しますが、施工する人は大変だろう。というものでした。
ベテラン社員さんは、現場にすぐに行って工事に立ち会うような人でした。
なので現場のことをよく把握しており、かつ知識も豊富だったのです。
私はこれまで、ものを作るセンス=生まれつきと、どこか思っていたのですが、
どうやらそうでは無いようです。
ベテラン社員さんの言うセンスは、確かな知識と相手を思いやる気持ち。
そこから生み出されているもののようでした。
札幌教材のtopページにはこのような文章があります。
「ありがとう」の気持ちを込めて
皆様のご要望に何でも応えられるよう努力を怠りません。
お客様の「今」必要なモノ作りにぜひチャレンジさせてください。
私はこの文章を読んだ時に感動しました。
札幌教材製作所の大切な部分がギュッと詰まっていると感じたからです。
それはお客様の気持ちに全力で答えようとする気持ち。
エストールもそうですが、それ以外の商品にも全てに通じる思いのように感じます。
何十年も蓄積された確かな技術と、忘れてはいけない大切な相手を思いやる気持ち。
その二つが融合して、今の札幌教材のものづくりがあるのだと思いました。
私が別記事を書いている間も、webでの取り扱い商品が増えたり、お客様からの声で七色黒板ができたり、新しい動きが目白押しの札幌教材。
次は何が出てくるか!?
ちょっと楽しみです♬
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