経営方針発表会〜まとめとスローガン〜
こんにちはライターの清水です。
前回まで2021年度経営発表会の様子をお伝えしてきました。
社長、営業部、製造部それぞれ素晴らしい内容でした。
簡単に振り返ってみたいと思います。
詳しく振り返りたい方はこちらから→前日譚 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥
各発表まとめ
☆社長発表☆
・昨年度の振り返り
・新商品開発に向け現行の女子力開発部改め「商品開発部」新設
・学校黒板の点検作業のマニュアル作りと実施
・価格改定も含め、減価率を抑える工夫の依頼
・北海道唯一の黒板屋として、地元の黒板を守る
・保安業界へ貢献をしていく
☆営業部発表☆
・昨年の振り返りと分析
・急ピッチで価格改定を行う
・営業スタイルの変貌(受け身→攻め)
・より充実する営業支援のサポートの説明
・来季の目標発表(確実に達成できる数字の提示)
スローガン「初志貫徹」
→この決意を忘れず、続けていくという意味で
☆製造部発表☆
・昨年の振り返り(インタビュー形式)
・移設後の作業所への迅速な順応
・人材育成(より利益が出せる作業・職人へ)
スローガン「先を見据えた行動をする」
最後に今年の札幌教材製作所のスローガンですが
「助け合い、信じ合える仲間とともに新たな歴史を創り出そう」
漢字は『仲』です。
このスローガンは社長がお正月ぐらいから考え始めます。
これまでのことを振り返りながら、これからどうしていきたいのか、
札幌教材にとって大切なものは何かを考えて1年のスローガンに組み込んでいます。
『仲』は「仲間」から取っています。
仲間と友達は違います。社長が考える違いは
・友達は一緒にいて居心地のいい人、居心地が悪ければ離れて行ってもいい
・仲間は同じ目的を持ってそれに邁進していく集まり
会社とは「縁あって、目的があって集まっている」集団です。
その目的とは、利益を出していきましょう、だけではなく札幌教材の場合には企業理念にも入っている「物心共に豊かな成長を目指しましょう」です。
創業して50年間、同じ場所で歴史を刻み続けてきた札幌教材製作所。
移設を機に、「仲間として」新しい歴史を作っていくという、社長の心意気がこもったスローガンになりました。
最後にみんなで新しいスローガンを斉唱して、今年も無事に経営方針発表会は終了しました。
今回は随分と長い連載になりました。
お付き合いいただいた皆様、ありがとうございます。
次回は「部外者」であるライター・清水の感想を述べさせていただきます。
忖度ない外部の意見をお伝えできればと思っていますので、楽しみにしていてください♪
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経営方針発表会⑥〜会社の要・製造部〜
こんにちは。ライターの清水です。
暑い日が続いていますが皆様体調お変わりありませんでしょうか?
初夏に行われた2021年度札幌教材製作所「経営方針発表会」の締めは製造部です。
札幌教材は製造業ですので会社の要であり、社員の在籍が圧倒的に多い部署でもあります。
(これまでの流れはこちらからどうぞ。 前日譚 ① ② ③ ④ ⑤)
発表の前に入る前に現状と昨年の改革内容をお伝えしておきます。
札幌教材の建物は増築を繰り返し、迷路のようです。
作業部署ごとにセクションをまとめていましたが「他の部署」が何をやっているのかわかりづらい状態でした。
ですので、昨年は各部署の垣根を取り払い「製造部」としてスタートし、1階と2階にそれぞれ主任を配置。各部署の往来をしやすくし、メインとサブの2つの仕事を持ち、それぞれがフォローし合う体制にしました。
発表は二人の主任からだと思われましたが、二人からまさかの一言が飛び出ます。
「僕達だといいことしか言わないので、昨年の振り返りや意見をみんなからインタビュー形式で聞いていきます」
発表と思いきや、まさかのトーク型に!
でも、これがすごく良かったです。
これまで1時間以上聞いているだけだった社員さんが、指名され口を開き、思っていることや、お茶目な意見が出て笑いが起こるなど、空気感がすごく柔らかくなりました。
最後に来年の抱負としてやっていきたいことを述べて発表は終わりました。
札幌教材は新社屋建設が決まっています。
製造部にとっては「職場環境」が変わるということです。
これまで各部署が何をやっているのか分かりづらかったのは、複雑な建物構造のせいです。
新社屋では1階一面が作業所になることが決まっています。
移転を視野に入れた『今年のビジョン』が発表になりました。
今年度のビジョン
「先を見据えた行動をする」
具体的に何をしていくかというと、
・新社屋の作業をスムーズに、かつ、今以上に生産性を出せる環境を作っていく
・勝手が違うので戸惑うこともあるだろうが、できるだけ早く環境を整える
・人材育成
特に人材育成として、個人の成長を助け作業を「見える化」していく。
そして製造部として結果を出していく。
ここであげた結果とは「利益」です。
製造部でできる利益とは在庫比率の減少、生産性向上。これを今まで以上の製品クオリティーで行っていく。
こんな発表があり、最後も感想をインタビューして発表は終わりました。
製造に必要なのは「実直さ」ではないでしょうか?
W主任体制と言われている二人の、「みんなに聞いてみよう」という実直さと、社内での連携が伝わってくる内容でした。
一人では商品は作れません。いい商品を作るために。協力は必要不可欠です。
営業部とはまた違う「みんなで作った」製造部の発表でした。
新社屋ではますますいい連携でまたヒット商品を作り出していってください!
次回はこれまでのまとめと、新スローガンの発表です!
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経営方針発表会⑤〜営業部の礎・営業支援〜
こんにちは。ライターの清水です。
これまでにない長い連載になっている今回の経営方針発表会
これまでの話はこちらから
前回の営業部の発表の続きで昨年から出てきた「営業支援」の発表です。
今年はさらに営業支援に力を入れるということで、これから発表することは「やりたい」ではなく「やります」
すぐにできるものは次の出勤からやっていきます。という力強い言葉から始まりました。
具体的にざっと羅列してあげますと
・電話 ・FAX ・メール ・見積作成 ・送り状 ・資料作成
・アポイントメント ・打ち合わせ準備
今までは営業がやっていた部分が大きいのですが、これらを全て営業支援の
2人でやります!
この力強い決意には理由があります。
ある企業の話です。
昔、営業6人で今の札幌教材よりも少し多い金額売り上げていました。
その会社は今、営業は2人ですが、当時の売り上げの約3倍の数字をあげているのです。
それは「営業支援」が充実しているからだそうです。
そのため、札幌教材も営業支援に力を入れていこう!という決意が一つです。
もう一つは営業経験もある部長が「手ぶらでお客間の元にいく」ことがどれほど辛いかをわかっているからです。
手ぶらでいくのではなく、しっかりと資料を用意することで自信を持って気軽に
営業に行ってもらうようにする。
「営業の本質である、人と会うことを優先する」 「手ぶらで行かせない」
ここに注力をすれば素晴らしい営業マンがすでに2人もいるので自ずと業績は上がるだろう、目算です。
他にも新社屋建設に伴い、紙を減らし、ミスを徹底的に減らす。
今あるパソコンシステムをより良いもので再構築できるよう、みんなからの意見聴取する。
などかなり実務的な内容になりました。
営業支援の発表の前に「コロナのことは一度置いておいて」というメッセージがありました。
それは、今は「人と会う」ことに気を使う社会情勢ですが、必ずこれは終わります。
ですので今年のこの決め事は、未来を見据えての発表であり、今からできることは全てやるという決意の表れでもありました。
そんな営業部全体の本年度の方針は「初志貫徹」
今まで受け身の営業だったのを、営業支援の力を借りて「攻めの営業」に力を入れていくということです。そしてこの決意はずっと続く。
今の気持ちを忘れないための方針です。
会社の数年先も見越した、素晴らしい営業部の発表でした。
会社の花形・営業マンを支える最高の肥料とも言ったらいいのでしょうか?
「営業支援」が更に力強い部署になっていくのが目に見えるようでした。
来年こそは目標達成の声が聞けると思います。
楽しみにしています!
さて、最後に残ったは製造部です。
札幌教材は製造業ですので、社員の大部分が属している部署になります。
どんな締めの発表になるのでしょうか!?
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経営方針発表会④〜会社の花形・営業部発表〜
こんにちは。ライターの清水です。
2021年度の札幌経営方針発表会についてお伝えをしています。
社長発表に続いて、こちらも毎年恒例・営業部の発表です。
営業部は毎年3名で発表をしていましたが、今年前に出てきたのは2名でした。
残りの1名は!?と不思議に思いながらも発表は始まります。

営業部の発表は毎回すごいです。
事細かに数字の振り返りと分析をします。
その分析をもとに「今年はどうするのか?」という具体的なアクションまで発表します。
もちろん、数字という部分があるので社長と打ち合わせはしていると思いますが、それ以上に営業部内で話し合い、この発表に望んでいるのだと思います。
彼らの発表からは毎年「熱」を感じます。
そんな熱い営業部ですが、毎年ある数字にこだわりを持ち、それを目標として掲げてきました。
今回、その目標金額を下げました。
「目標を下げる」には言葉にならない葛藤があったのではないかと思います。
ですが、ただ下げるわけではなく、その金額にした理由、目指すための具体的な数字が発表になります。
そこから感じるのは『それは必ずやりきます』という強い意志。
そして、実現のためにこのような動きをしていくようです。
・価格改定を行い、周知と共に営業活動をしていく
・印刷込みの特注品ホワイトボードのプレゼンに力を入れる
・営業力のある企業への関係性強化(密な連絡)
・ダイレクトメールによるアプローチの継続
・学校と繋がっている地元の事務機屋さんとのつながりの強化
とにかく「お客様と密に連絡をとり、足を運び、魅力的な札幌教材をさらに知ってもらう」がメインの改革となりそうです。
冒頭で営業部から「熱」を感じると書きました。
よく営業は会社の花形と言われますが、私が札幌教材の営業部から感じる熱量は花というよりも、「会社への想い」と「責任感」。
(花がないというわけではありませんよ!)
実は私が初めて札幌教材さんへ取材に入った2年前の経営方針発表会。その後にあった懇親会も終わり帰宅しようとしてきたところ、小走りで私のところにきて挨拶をしてくれた営業さんがいます。
「これからよろしくお願います。いい会社なんです。もっと業績を伸ばしたいです。力を貸してください。」
この時、この人は本当に「札幌教材製作所」が好きなのだなと感じました。
会社を好きになる。これは社長から言われてできることではありません。
自分の意思で好きになって、だから主体的な行動になる、責任感が出る。
営業で一番必要なことは「会社を好きなこと」なのかもしれません。
彼らなら大丈夫。絶対にやりきってくれます。
話は変わりますが札幌教材には外回りがメインの営業マンは2人しかいません。
え!?そんなに外出していて仕事回るの!!?と思われる方も多いと思います。
私も発表を聞きながら、倒れるのでは!?と思ってしまいました。
ですが、彼らには安心して会社を空けられる理由があるのです。
それは昨年新設された「営業支援」のおかげ。
昨年の経営方針発表で改革の軸として挙げられた新しい部署です。
1年で頼れる戦力になった「営業支援」の話に続きます。
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工事現場の必需品