経営方針発表会③〜改革と変わらぬ使命〜
こんにちはライターの清水です。
先日から札幌教材製作所の2021年度経営発表方針会の内容をレポしています。
前回までは、売り上げが減少してしまい、ギリギリの黒字ではありましたがこのままでは厳しいこと。
原因の一因にコロナはありますが、それ以外に札幌教材が抱える「問題点」があることをお伝えしてきました。
詳しくはこちらからどうぞ
前回、かなり厳しい内容で話が進みました。会場はどこか重い空気ですが、上田社長の発表はここから熱を上げていきます。
価格改定や仕入れの見直しは担当がすぐに取り掛かりますが、すぐに解決しない問題があります。
それは「札幌教材は一つの商材に頼り過ぎており、かつその商品が衰退期に入ってきている(ニーズと合わなくなってきている)」ことです。
このことから新商品の開発が急務です。
実はこれは以前から「女子力開発部」というのを行い、女性社員とオブザーバーとして男性の営業職が入り新商品の開発を進めてきました。
※女子力部の活動については社員の中西さんのブログをご覧ください
これをより意見交換が活発になるよう2チームに分け、営業部ではなく、製造部(男性)に入ってもらい新たに「開発部」として、毎月行っている会議に必ず議案として挙げるようにします。
改めてですが改革を進める札幌教材が目指す、2021年度の姿はこうなります。
・適正価格の見直し
・新商品開発
・地元(北海道)の黒板を守っていく
最後の項目。これは札幌教材製作所の使命です。
「北海道で唯一の黒板屋さん」として胸を張って地元の黒板を守っていく。
4月に北海道で黒板の落下事故がありました。札幌教材は施工にも制作にも関わっていない物件でしたが、地元を守る会社として無関係という立場はどうしても取れません。
これまで学校の保安基準に「黒板の板面確認」はありましたが「黒板の設置状況の確認」はありませんでした。
教育委員会と連携をとりこれから設置状況の確認を札幌教材として携わっていきます。これはかなり具体化しているようです。
「札幌教材製作所」
地名が入っている黒板会社として大切なことを忘れず、皆様に選ばれる企業としてこれからも改革を重ねていきます。
札幌教材では最後に必ず「売り上げ目標を達成して新社屋を建てよう!」を合言葉にしてきました。
目標は達成していませんが、色々な事情から新社屋を建てる夢は実現します。
希望を持って言えば必ず叶う!!
黒板業界は苦しい?厳しい?いえいえ、希望を持って来季もやり抜こう!!
言い訳を述べるのではなく、会社一丸となって新年度に向かって取り組んでいく意気込みが伝わってくる素晴らしい内容でした。
最後に1年間のスローガンが発表になり社長発表は終了しました。
このスローガンは最後の記事で触れたいと思います。
この後は営業部の発表です。
いつもユーモアかつしっかりと内容を説明をしてくれる営業部。
楽しみにしていてください!
気になる営業部の発表はこちらから!
経営方針発表会②〜会社の問題点〜
こんにちは。ライターの清水です。
前回から札幌教材製作所2021年度経営方針発表会についてレポートをしております。
詳しくはこちらをどうぞ
倫理経営発表会①
昨年度の業績としては大変苦しい結果になった札幌教材。具体的な数字は控えますが、私が個人で想像していたよりも、かなり悪い数字でした。
苦しい結果にはなりましたが、業績は黒字でフィニッシュしています。
ですが、ここも余裕は、ありませんでした。
原因はコロナもありますが、それだけでは説明がつかない苦しい現実があります
それは損益計算書を細かく見ていくと原因は明らかでした。
①商品の減価率が上がっている
②1商品に頼りすぎている
黒字圧迫の理由はこの2つに集約されるようです。
さらに細かくみていきます。
① 商品の減価率が上がっている
「売上額が落ちた」と同時に「仕入額が減った」であれば「利益」は
同じはずです。ですが、仕入額は減りませんでした。
原因は2つあります。
ⅰ)運賃が落ちていない
売り上げが落ちたのですが、経費である運賃は昨年と同様にかかっていました。運賃が上がったのではないので、これは札幌教材全体の工夫で改善できる内容になります。
ⅱ)仕入れ値の上昇
黒板を作るのに必要な木材は現在、高騰が続いています。
これは今、社会問題になるぐらい問題視されています。
試しに「木材」とYahoo!で検索をかけてみてください。
「木材 高騰」とすぐに予測変換が出てきます。それくらい検索する人が多い=問題が表面化してきている、ということだと思います。
他に、アルミも鉄も高騰してきています。
手に入らなくなってきた。こんな声すらあるそうです。
早急に適正な価格にするべく、改定を営業部を中心にしていくそうです。
②1商品に頼りすぎている
これはさらに深刻です。札幌商材は黒板を作っている会社です。
一般的には黒板=学校ですが、札幌教材の最大の得意先は「保安業界」つまり工事用黒板になります。
工事用黒板といえば「従来の黒板」と札幌教材が作り業界に革命をもたらした「手持ち黒板(エストール)」この2つがメインとなります。
逆にいうと、この二つが売上のほとんどを占めています。
この2つに頼りすぎている。そして、これらの売上減が目立つ=ニーズとのミスマッチが起こっている。
数字を元に説明されると、すごく説得力があります。
だからこそ、深刻さが伝わってきます。
実は開発を進めていた新商品がありますが技術的な面から一度保留案件になってしまいました。
会場はどんよりと、誰も声を発しなくなりました。
それもそのはずです。ここまで何も「いい話」が聞こえてきません。
大きな上田社長の声と必死な訴えが会場に響き渡ります。
ですが、その声からは「希望を失っていない」のが伝わってきます。
希望を見出すための一手とは!?
次回に続きます。
※今回は少し重めの投稿でしたので、私が持っている社長の満面の笑顔の写真を置いておきます。

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経営方針発表会①〜家計簿を見せる〜
こんにちは。ライターの清水です。
昨日お伝えしたように、今日から2021年度札幌教材製作所『経営方針発表会』のもようをお伝えしていきます。
本記事をお読みいただく前に「前日譚」もよければどうぞ。
毎年行われている「経営方針発表会」がどのようなものかというのは、
最後までお読みいただければお分かりいただけるかと思います。
例年はホテルで開催をしていましたが、昨年はコロナの影響で事務所で開催。
実は開催2ヶ月前にはホテル開催を検討していたようですが、緊急事態宣言が出たため、今年も社内開催となりました。
私が取材に訪れたのは開始15分前。
すでに用意ができていて、皆さん着席されていました。
いつもとは違う、緊張した空気感がピーンと張り詰めていました。
各部門の発表があるのですが、毎年恒例、トップバッターは社長です。

例年通り、昨年度のイベントの振り返りの後、毎年恒例の損益計算書の発表があります。
「損益計算書」とは何かと言いますと、会社の家計簿のようなものをイメージしてください。
札幌教材では仕入れ金額はもちろん、それ以外の収支金額を全て社員に発表しています。
数字はとても細かく1円単位までしっかりと載せている資料です。
私がこの会社に取材をさせていただくようになって一番驚いたのが社員に「損益計算書」を公表していることです。
私が会社員だった時に務めていた会社は役員以外は非公表でした。
このような会社が一般的で、札幌教材のような会社は珍しいと思います。
「社員に後ろめたいお金の使い方をしていない」
上田社長の覚悟と誠意さが表れているのだと思います。
さて、今年の札幌教材の売り上げは、例年よりもさらに厳しいものでした。
当初の目標に届かないだけでなく、営業利益はギリギリ。
原因の1番はコロナです。
ですが原因はコロナだけではないのです。
それは損益計算書と過去のデーターを見れば明らかでした。
そしてそこにこそ「札幌教材製作所」が向き合わなければならない課題点が浮き彫りになっていました。
次回へ続きます。
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経営方針発表会前日譚
こんにちは。ライターの清水です。
5月は札幌のいたる場所でライラックが咲き誇っていました。
とても綺麗で、札幌市民からしたら毎年恒例の季節を感じさせてくれる「季語」のようなものです。
札幌教材の6月の季語は「経営方針発表会」かもしれません。
それぐらい定着してきたイベントになりました。
私がこのブログを書いている2時間後に今年も開催されます。
もちろん取材に行きますが、いつもとは私も違う心境でちょっとドキドキしてきました。
それには理由があります。
このブログを書いている日、つまり経営方針発表会の開催日ですが、この前日に、私の長年の念願が叶ったことから話は始まります。
3年前、上田社長に初めて取材をさせていただいた時のことです。
「好きなことを話してください」とお伝えしたところ「日本理化学工業」という障害者雇用で大変有名な会社のお話をしてくださったのです。
日本一のチョークメーカーでもある取引先のお話を、いつもの通り熱っぽく語ってくださったのをよく覚えています。
その時から、日本理化学工業さんの話を直接聞いてみたいと思っていたのですが、ノロノロしているうちにコロナになってしまい、遠慮していました。
今だ工場見学は実現していませんが、取締役常務で工場長をされている方のご講話を聞くことは叶いました。
予定変更で急所zoom開催となったため、実際にお会いできませんでしたが、さすが「日本でいちばん大切にしたい会社」という本のトップで紹介されている企業。
圧巻の内容で皆さん感動をしていたのですが、私は一人違う感動を覚えていました。
約30分のお話でしたが、ほとんどが聞いたことのあるお話だったのです。
そう、3年前の上田社長から聞いていた内容でした。
こういう時、同じ話を聞いていても印象が違ったり、細かい部分に相違があったりします。
それが普通なのですが、小さい事例まで全く同じ内容でした。
ここに経営者「上田邦秀」を見た気がします。
それだけ社長が日本理化学工業さんの理念に共感し、影響を受け、尊敬していることが伝わってきたからです。
日本理化学工業さんは人間の幸せには4つあり、そのうち3つは働くことでしか得られない。だからこそ、社員が働いて幸せを得られるための工夫を取締役がする。
そこに注力して経営をしている会社です。
例年、経営方針発表会では社長から会社の経営状況から話は始まり、その後「社員へのメッセージ」が語られ、1年間のスローガンが発表されます。
私が取材を始めた一昨年は「幸」昨年は「信」でした。
今年は、どんな話が聞けるのか分かりませんが、
できるだけ皆さんに同じ熱量で伝わるような取材をしてきたいと思っています。
では、行ってきます!!
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黒板は教室の主役です
こんにちは。ライターの清水です。
3月に行われた黒板貼り替え工事の密着取材のレポを書いています。
後片付けをしている最中に事務長さんが顔を出してくれました。
代理で事情を聞いてもらった教頭先生から報告をもらったようです。
事務長さんからも、この出来なら(湾曲が)目立たないので、問題ないですね。とお墨付きをいただきました。
そして「元の黒板が歪んだのは何が原因だったのでしょうか?」というご質問をいただきました。
結論から言えば『経年劣化』と札幌教材ではお答えしていました。
黒板は「木の板」で出来ていますのでどうしても年数が経つと歪んだり、膨張したりすることがあるそうです。
事務長さんがすごく大きく頷いていました。というのも、窓なども木材のため、同じく経年劣化で歪んで閉まらないところがあるそうです。
最後に笑顔で「ありがとうございます。綺麗になりました。黒板が教室の主役ですから」と仰ってくださいました。
直したい箇所は沢山あるのだと思いますが、その中で黒板を選んでくれたのには、こんな気持ちがあったのだと思います。
コロナで予定外の出費が重なり今年の黒板貼り替え工事も少なかったようです。
実は4月末、北海道の高校で上下スライド式の黒板が落ちてくる事故がありました。板書していた先生にぶつかり、病院へ運ばれましたが特に外傷はなかったとのこと。よかったです。
とはいえ、慌てて隣の教室から先生が見にくるくらい、大きな音がしたそうで…。
生徒さん達も怖かったと思います。
札幌教材が学校工事に乗り出す前に設置された20年以上の前の黒板だそうです。(設置・作成ともに違う業者でした)
それだけ前なので工事不良ではなく「経年劣化」ということで処理されたそうですが、今後の安全チェックは必要ということで業界と教育委員会とで動いているそうです。
ガイドラインが完成するまでもう少し時間がかるかと思います。
もしそれまでに何か異常を感じましたら、早急に札幌教材までお問い合わせください。
札幌教材の黒板工事の一番最後の作業は、シールを貼って完了になります。
「安全に学んでいただけるよう責任を持って作成された」証です。
今日も黒板を使って、元気に、沢山勉強して遊んでくださいね!

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女子力開発部の活動③
はい、犬って仮病を使うのをご存知ですか?
なんでも「可愛がってほしい」「構ってほしい」というときに
仮病を使って飼い主の気を引くそうです。
でも飼い主としては心配になって病院に連れていくことも…。
何もないのが一番ですが、紛らわしいのはやっかいですね(笑)
おはようございます。中西です。
さて、女子力開発部としては最後の作品紹介になります!
それはこちら!!

その名を!「A型看板」です!!(そのまんま)
こちらはお店の看板として店先に使ってもらうことを
目的とした看板になっております。
アクリルを二枚重ねにして間にチラシなどを挟めるように
改良して出品しようと社員で考えています。
後ろの棚には小物を置くことができるので
インテリアの幅を広げることもできます!

今回これらの商品を作ると決めた際にあげられたテーマは
「北海道産のスギを使った北海道の職人による木工作品」
になっております。
見事そのテーマに沿ったいい作品を作ることができたと
言ってもいいのではないでしょうか?
これらの作品が店頭に並ぶことを応援していただければと思います!
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黒板貼り替え工事④
こんにちはライターの清水です。
黒板の貼り替え工事に密着取材してきたのでその模様をお伝えしています。 (さらに…)
工事現場の必需品