こんにちはライターの清水です。
先日から札幌教材製作所の2021年度経営発表方針会の内容をレポしています。
前回までは、売り上げが減少してしまい、ギリギリの黒字ではありましたがこのままでは厳しいこと。
原因の一因にコロナはありますが、それ以外に札幌教材が抱える「問題点」があることをお伝えしてきました。
詳しくはこちらからどうぞ
前回、かなり厳しい内容で話が進みました。会場はどこか重い空気ですが、上田社長の発表はここから熱を上げていきます。
価格改定や仕入れの見直しは担当がすぐに取り掛かりますが、すぐに解決しない問題があります。
それは「札幌教材は一つの商材に頼り過ぎており、かつその商品が衰退期に入ってきている(ニーズと合わなくなってきている)」ことです。
このことから新商品の開発が急務です。
実はこれは以前から「女子力開発部」というのを行い、女性社員とオブザーバーとして男性の営業職が入り新商品の開発を進めてきました。
※女子力部の活動については社員の中西さんのブログをご覧ください
これをより意見交換が活発になるよう2チームに分け、営業部ではなく、製造部(男性)に入ってもらい新たに「開発部」として、毎月行っている会議に必ず議案として挙げるようにします。
改めてですが改革を進める札幌教材が目指す、2021年度の姿はこうなります。
・適正価格の見直し
・新商品開発
・地元(北海道)の黒板を守っていく
最後の項目。これは札幌教材製作所の使命です。
「北海道で唯一の黒板屋さん」として胸を張って地元の黒板を守っていく。
4月に北海道で黒板の落下事故がありました。札幌教材は施工にも制作にも関わっていない物件でしたが、地元を守る会社として無関係という立場はどうしても取れません。
これまで学校の保安基準に「黒板の板面確認」はありましたが「黒板の設置状況の確認」はありませんでした。
教育委員会と連携をとりこれから設置状況の確認を札幌教材として携わっていきます。これはかなり具体化しているようです。
「札幌教材製作所」
地名が入っている黒板会社として大切なことを忘れず、皆様に選ばれる企業としてこれからも改革を重ねていきます。
札幌教材では最後に必ず「売り上げ目標を達成して新社屋を建てよう!」を合言葉にしてきました。
目標は達成していませんが、色々な事情から新社屋を建てる夢は実現します。
希望を持って言えば必ず叶う!!
黒板業界は苦しい?厳しい?いえいえ、希望を持って来季もやり抜こう!!
言い訳を述べるのではなく、会社一丸となって新年度に向かって取り組んでいく意気込みが伝わってくる素晴らしい内容でした。
最後に1年間のスローガンが発表になり社長発表は終了しました。
このスローガンは最後の記事で触れたいと思います。
この後は営業部の発表です。
いつもユーモアかつしっかりと内容を説明をしてくれる営業部。
楽しみにしていてください!
気になる営業部の発表はこちらから!