こんにちは。ライターの清水です。
前回の記事でも少し触れましたが、年末の札幌教材ではワイトボードを作成しておりましたので取材をさせていただきました。
年末から寒さが続いている札幌。伺った日は大雪になった日でした。(余談ですが、ドカ雪と北海道では言います)
にも関わらず、寒い中1階の工場ではストーブをつけず、厚着をして作業を行なっておりました。
なぜ、ストーブをつけていないのか?
それはストーブをつけるスペースがないくらい、大きなホワイトボードを沢山作成していたからです。
作り方は黒板と似ています。
まず木枠を作るのですが、大きさと枚数から圧巻の光景でした。
1200✖️5400あります。
次にこの木板の部分に
ボードをくっつけます。
写真の手前と後ろで色が違うのがお分かりになりますでしょうか?
手前の色が濁っているのは汚れではなく、接着剤です。
(奥は接着剤塗布前)
この接着剤は1枚1枚丁寧にスプレーで拭き付けをしています。
塗料は均一に。
こちらも集中力のいる仕事かと思いますが、寒い中されていました。
私は思わず口走ってしまいました。
「暑ければ窓を開ければいいので、夏ならよかったですね」と
すると、意外な言葉が上田社長から返って来ました。
「夏は夏で暑くて大変です。窓を開けたり風を送風することができないのですよ」
どういうことかと言いますと……。
この作業の時に、小さいゴミが入ってしまうと、平らなホワイトボードにならない。
その時点で不良品になってしまうとのことなのです。
それなら私も擬似体験あります。
比べるものではないかも知れませんが、それはスマホの画面フィルター貼り。
集中してゴミが入らないようにしないと、小さいゴミでも表面に凹凸ができてしまい、苦労しました。それが嫌で最近は貼るのをやめてしまったぐらい、トラウマ的作業です。
スマホと違って見た目が悪いだけではなく、文字も書きづらくなってしまいますので、どんなに微小なゴミでも厳禁です。
塗料の吹き付けが終わると、ローラーでしっかりと圧着します。
最後に先週お伝えしたフレームをつけて完成です。
※写真は穴を開ける前のもの
大きいため、重量はそれなり。
社員総出で搬入作業をすると仰っていました。
このホワイトボードが沢山の方の思い出を作る名脇役になると思います。
札幌教材の想いがギュッと詰まっていますので、大切に使ってくださると嬉しいです。
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