こんにちは。ライターの清水です。
お世話になりっぱなしだった中西さんが札幌教材さんを退職されてしまうということで前代未聞・退職者インタビューをお伝えしています。
前回は中西さんのお茶目でチャーミングな一面をお伝えしました。
ですが、彼女が会社のアイドル(だったと私は思っています)が愛されてたのは、そんな性格だけではなく、仕事をしっかりとこなされていたからだと思います。
中西さんは前職の事務職から一転して製造作業が仕事になりました。
入社した当時はまだマニュアルも無く「自分で考えないといけない」ことも多かったといいます。
札幌教材は特注品も多く、それはつまり「都度商品の仕様が変わる」事を意味します。
ということは梱包も特注でしなければならないわけです。
自分の体よりも大きいものを梱包することもあり、人にアドバイスを求めにいくことも多く、大変だった反面、社員さんと会話する機会になり、打ち解けるきっかけにもなっていた様です。
忘れられない梱包を聞いたところ「ホワイトボードからL字の釘が出ているもの」だそうです。
何かを引っ掛けるためにつけられたそうですが、そのまま梱包したら釘が段ボールを突き破ってしまうのは目に見えています。
自分で考え、相談したりしながら、出っ張りにカバーをつけ梱包をしたそうです。
名和主任からの「梱包はセンスだよ」という言葉が胸に創意工夫を重ね、1年半ほど仕事に慣れるのは時間がかかりましたが、仕事内容そのものが辛いと感じることはなかったと言います。
梱包の前の検品にも中西さんは尽力してくださいました。
中西さんが入社する前はクレーム品が多かった札幌教材でしたが、そこから検品部ができ、検品〜出荷までしっかりと管理され改善!
そこは中西さんがずっと責任を持って請け負っていた部分で、メーカーからも品質が上がったとお褒めの言葉をいただいたこともあるそうです。
どんなにいい商品を作っても、間違いがあっては台無し。
札幌教材の信頼を強固なものにしてくれたのは、中西さんの検品があってこそだったのかもしれません。
札幌教材の大転換期に入社してくれた中西さん。
その業績は札幌教材にこれからもしっかりと残り続けます。
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