上田社長インタビュー~恥と信頼~
こんにちは。ライターの清水です。
RC事業について熱い想いを聞かせて下さった上田社長。何に対しても全力で熱く取り組む
上田社長がお父様から社長の責務を引き継いだのは平成12年のこと。
就任当初は『会社をつぶしてはダメだ』という大義名分のもと、中々厳しい社長だったようです。
今の姿からは想像もつきませんが、重箱の隅をつついては、「できないなら辞めちまえ」と、人のやる事なすことに難癖をつけていたそうです。
当然社員はビクビクしながら萎縮をしてしまい…。
平成19年、会長であるお父様が亡くなった後、№2の社員が辞めてしまいます。
その後、お母さまの体調がすぐれなかったこともあり、上田社長は会社にいる時間が少なくなります。いつしか会社は空中分解寸前。社長は孤立していったそうです。
人が続々と辞めていきます。一気に8人も辞めた時があったそうです。
結婚するので辞めます。この会社は先が無いから。そんなことを言った人も…
自分の想いと社員の想いが一致していない。
そんなことを強く感じたそうです。
そもそも、会社をつぶしてはダメだと思って経営をしていたのに、その基盤の社員がどんどん辞めてしまう…。ではその大義名分はどこから来ていたのか…?
…認めたくはないけれど『(倒産は)自分が恥ずかしいから』と気が付いたそうです。
自分に正直になってみよう。恥を晒してもいい。背中で語れるように。
その想いが形になったのが、経営方針発表会だったわけです。そして、今年は第4回目の発表会。今いる社員さんは、入社5年目の方が多数…そう、例の大量に社員が退社した時に入ってきた社員さんです。
社長の想いがきちんと共有されているかは………ぜひ札幌教材の社員に会ったら聞いてみてください。
社員をまるで監視するように見ていた上田社長。今は社員を信頼して任せています。
実はこのインタビュー中も面接の最中ですが、任せきっています。
本当に困ったら相談してくれるだろうし。と豪快に笑ってくださいました。
大丈夫。現場を信じよう。
今では社長が会社にいると明るくなると言われるそうです。
では、最後に、社員に対して一言お願いします。
「ありがとうしかない。与えられた環境で全力を尽くしてくれて。夢を語れるような会社にしたい」
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