【ホワイトボードの材質】ホーロー製、スチール製の違いや特徴を解説

【ホワイトボードの材質】ホーロー製、スチール製の違いや特徴を解説

ホワイトボードには「ホーロー製」「スチール製」など、見た目は似ていても、材質によってそれぞれ異なる特徴を持つことをご存知でしょうか?

また、最近ではプロジェクター投影にも対応できる新しいホワイトボード「ビューボード」も注目されています。

本記事では、それぞれの特徴や違いをわかりやすく解説し、シーン別に最適な選び方をご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

ホワイトボードをお探しの方へ

「どれを選べばいいか分からない…」という方もご安心ください。

札幌教材製作所が、現場の用途・サイズ・デザインに合わせて最適なホワイトボードをご提案します。

既製品からオーダーメイドまで幅広くご用意しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

ホワイトボードの材質は主に2種類

ホーロー製ホワイトボード

ホーロー製ホワイトボードの表面は、ガラス質のホーロー層で覆われており、非常に硬度が高く、傷や摩耗に強いのが特長です。

専用の高温焼成によって形成されるため、経年による変色やツヤの劣化がほとんどなく、耐久性に優れています。

書き消しを繰り返しても消し跡が残りにくく、書き心地も抜群。

学校や学習塾など、使用頻度の高い場面でも安心できる品質の高さを求める方におすすめの材質です。

スチール製ホワイトボード

スチール製ホワイトボードは、コストパフォーマンスに優れたスタンダードなタイプです。

価格が比較的安価で、軽量なため持ち運びや設置がしやすいのが特徴。

マグネットも使えるため、掲示物の貼り付けにも便利です。

ただし、表面はホーロー製に比べて傷がつきやすく、長期間の使用では書き跡や色移りが残る場合があります。

そのため、掲示板や会議室の連絡ボードなど、使用頻度がそれほど高くない場所に適しているでしょう。

コストを抑えつつ手軽に導入したい方におすすめの材質です。

ホーロー製とスチール製の違い

ホーロー製ホワイトボードとスチール製ホワイトボードの違い・特徴を以下の表にまとめました。

ホーロー製スチール製
書き心地非常に優れている優れている
消しやすさ書き消しを繰り返しても、消し跡が残りにくい長期間の使用により、消し跡が残りやすい
重量やや重いやや軽い
耐久性強度が高く、傷がつきにくいホーロー製に比べ傷がつきやすい
価格やや高価安価
マグネット使用可使用可

ホーロー製ホワイトボードは、スチール製に比べるとやや価格が高めですが、耐久性に優れており長く使えるのが特長です。

頻繁に買い替える必要がないため、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。

一方、スチール製ホワイトボードは価格が手頃で、初期費用を抑えたい場合におすすめです。特に、工務店などで一度に複数枚を導入する際や、短期利用を想定する場合に適しています。

今注目のビューボードとは?

今注目のビューボードとは?

ビューボードとは、JFEスチールが開発した特殊鋼板「JFEビューボード®」を表面材に使用した新しいタイプのホワイトボードです。

表面には微細な凹凸があり、マットで落ち着いた質感が特長。

従来のホーロー製やスチール製ホワイトボードに比べて光の反射を抑え、明るい部屋でも映写映像が見やすくなります。

専用の固形マーカー「キットパス」を使用し、チョークのようななめらかな書き心地ながら、粉が出ず、水拭きで簡単に消すことができます。

米ぬか由来のライスワックスが主原料で、安全性にも配慮。

会議室や教室でプロジェクターを使うシーンに最適な、環境にも優しい次世代のホワイトボードです。

【利用シーン別】ホワイトボードの材質の選び方

学校や塾で長期間使うならホーロー製ホワイトボード

ホーロー製ホワイトボードは、毎日使う環境に最も適した高耐久タイプです。

表面のガラス質が非常に硬く、何度書き消ししても傷や汚れがつきにくいのが特長。

授業や講義での板書が多い学校・塾では、文字の消え残りが少なく、常に見やすい状態を保てます。

さらに、経年による変色やツヤの劣化もほとんどないため、長期間使っても美しい白さを維持できます。

コストはやや高めですが、長く使うほどその価値を実感できる材質といえるでしょう。

コスパ重視・短期利用ならスチール製ホワイトボード

スチール製ホワイトボードは、コストを抑えながら手軽に導入したい場合に最適です。

比較的安価で軽量なため、設置や移動がしやすく、社内掲示板や会議室の連絡ボードなど、書き消しの頻度が低いシーンで活躍します。

マグネットが使えるため、資料やメモを貼って使えるのも便利なポイント。

ただし、長期間使用すると表面に細かな傷がついたり、消し跡が残りやすくなったりすることもあります。

短期利用やコスパ重視の用途であれば、十分に機能を発揮できる実用的な選択肢です。

プロジェクター投影もできる!オフィスで使うなら「ビューボード」

オフィスでプロジェクターを使う機会が多いなら、「ビューボード」がおすすめです。

表面に微細な凹凸を施した特殊鋼板を使用しており、光の反射を大幅に抑えられるのが特長。

従来のホワイトボードやスクリーンに比べても、明るい室内で映像や文字が見やすく、プレゼンや会議の資料共有に最適です。

さらに、ホワイトボードとしても利用できるため、省スペースで多機能。

映写のしやすさとデザイン性、実用性を兼ね備えた「ビューボード」。

あなたのオフィスに取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ|用途に合わせて最適な材質を選ぼう

ホワイトボードは、使う環境や目的によって選ぶべき材質が異なります。

学校や塾で長く使うなら耐久性の高いホーロー製、コスパ重視ならスチール製、そして映写にも対応したビューボードはオフィスに最適です。

それぞれの特長を理解し、使用シーンに合わせて選ぶことが大切です。

ぜひ、あなたにとって最適な一枚を選んでみてください。

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