看板に歴史あり。

こんにちは。ライターの清水です。

 

オリンピックが無事に閉幕しましたね。コロナ禍の開催のため無観客でしたし、一方では自粛を呼びかけているのに…と賛否両論あるかと思いますが、スポーツからたくさんの感動をもらいました。

 

中止という決断は簡単ですが、続けることに意義があることもあるのではないかと感じました。

そう感じたのは、久しぶりに上田社長にインタビューをさせていただいたことが大きいかもしれません。

 

先日札幌教材さんにお邪魔させていただいた時のことです。

今まで目に入らなかった、入り口にある大きな、木でできた看板に目が行きました。

これは間違いなく新社屋に持っていくだろうなと直感で思い、社長に伺うとやはりそのお考えとのこと。

 

話を聞いていくと、想像以上に立派な看板であることがわかりました。

 

この木はイチイという松の一種。オンコの木(オンコという赤い実がなります)と言えばイメージがつきやすいでしょうか?

 

この木の特徴は他の松に比べて大きくならないこと。

ですので、この1枚木で作られた大きな看板はとても貴重とのことです。

 

社長もいつごろあるのかはわからないくらい古い看板で、20年前に一度塗り直しをしているそうです。

 

木の部分は年が経つと痩せてきます。

ですので、今では印刷されている文字が盛り上がっていますので、ぜひ訪問する機会があったら触って見てください。

 

野ざらしだからもったいなかったかな?と社長は笑っていましたが、私はそうは思いません。

お役目をしっかりと守り続けている看板からは、堂々たる威風を感じたからです。

 

看板に歴史あり。

 

札幌教材は50期目を迎え、来年は50周年と新社屋建築と大きな節目を向かえます。

 

かねてから不思議だったことがあります。

上田社長が入社した頃には最低でも12社ほどが札幌で「黒板屋」として事業を営んでいたそうですが、それらがどうして札幌教材だけになってしまったのか。

 

札幌教材49年の歴史をちょっとだけ聞けましたので次回はそのお話を書きたいと思います。

 

といっても、全部聞いたわけではないです。

かいつまんだ内容ですが、そこから伝わってきたのは「会社が継続していく上で忘れてはいけないこと」

 

当時札幌に2つもあった業界団体がどちらも無くなってしまったのは…。

少子化で業界が縮小した以上の原因が隠されていました。

 

 

 

 

 

 

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