上田社長インタビュー④
上田社長インタビュー~恥と信頼~
こんにちは。ライターの清水です。
RC事業について熱い想いを聞かせて下さった上田社長。何に対しても全力で熱く取り組む
上田社長がお父様から社長の責務を引き継いだのは平成12年のこと。
就任当初は『会社をつぶしてはダメだ』という大義名分のもと、中々厳しい社長だったようです。
今の姿からは想像もつきませんが、重箱の隅をつついては、「できないなら辞めちまえ」と、人のやる事なすことに難癖をつけていたそうです。
当然社員はビクビクしながら萎縮をしてしまい…。
平成19年、会長であるお父様が亡くなった後、№2の社員が辞めてしまいます。
その後、お母さまの体調がすぐれなかったこともあり、上田社長は会社にいる時間が少なくなります。いつしか会社は空中分解寸前。社長は孤立していったそうです。
人が続々と辞めていきます。一気に8人も辞めた時があったそうです。
結婚するので辞めます。この会社は先が無いから。そんなことを言った人も…
自分の想いと社員の想いが一致していない。
そんなことを強く感じたそうです。
そもそも、会社をつぶしてはダメだと思って経営をしていたのに、その基盤の社員がどんどん辞めてしまう…。ではその大義名分はどこから来ていたのか…?
…認めたくはないけれど『(倒産は)自分が恥ずかしいから』と気が付いたそうです。
自分に正直になってみよう。恥を晒してもいい。背中で語れるように。
その想いが形になったのが、経営方針発表会だったわけです。そして、今年は第4回目の発表会。今いる社員さんは、入社5年目の方が多数…そう、例の大量に社員が退社した時に入ってきた社員さんです。
社長の想いがきちんと共有されているかは………ぜひ札幌教材の社員に会ったら聞いてみてください。
社員をまるで監視するように見ていた上田社長。今は社員を信頼して任せています。
実はこのインタビュー中も面接の最中ですが、任せきっています。
本当に困ったら相談してくれるだろうし。と豪快に笑ってくださいました。
大丈夫。現場を信じよう。
今では社長が会社にいると明るくなると言われるそうです。
では、最後に、社員に対して一言お願いします。
「ありがとうしかない。与えられた環境で全力を尽くしてくれて。夢を語れるような会社にしたい」
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お知らせ
上田社長インタビュー③
※このブログでは、知的障がい者のある方を「施設の方」と書かせていただきます。
上田社長インタビュー~人は環境次第~
こんにちは。ライターの清水です。
前回に続き、RC事業を中心とした、施設の方の雇用について上田社長に伺っています。
環境を整えること、事業を継続させることの大切さを実感した上田社長。
ここから上田社長の奮闘が始まります。
会社としてどのように環境を整えたら、継続して仕事ができるのか?
こんなエピソードを紹介してくれました。
採用が決まっても理由をつけて休みがちだった施設の方がいます。
頭痛い、お腹が痛い、しまいには訳が分からないけれど調子が悪い…。それが施設経由で連絡がきます。
あまりにも多いため、上田社長はお母さんに懇願します。
『とにかく会社に来させてください。体調が悪くなったら自分が責任をもって病院に連れていきます』
そこまで言われたら、来るしかないですよね(笑)
ですが、実際に働いてもらって、その人と向き合って、できる事・できない事、どうしたらよりよくなるのか一緒に考えながら仕事をして、徐々に欠勤は減っていったそうです。
それどころか、ゆっくりとできる事が増えて行って、違うサイズが作れるようになり、ちょっとでも違うとすぐに気が付いて人に聞けるようになります。
その後、彼の特性を生かして『検品』という製造で一番大切な部分の仕事を任され、会社に必要不可欠な戦力として今も働いています
私はひとつ意地悪な質問をしてみました。
「施設の方に拘る必要はないのではないですか?」
少し考えた社長は、こう答えてくれました
「同じですよ、みんな。私にとって。障害があるないではなくて、個性であり性格であり特性である。(経営をしていて)困らせるのも社員さん、でも助けてくれるのも社員さん。どちらも違いはない。もしかすると、札幌教材として扱っている仕事の一部が施設の方の特性とマッチしただけなのかもしれないね。」
…今回のインタビューは録音をさせていただいたのですが、このくだりは何度聞いても恥ずかしくなってしまいます。私の浅はかさに。差別しているわけではないけれど、相手を知ろうとしていなかった自分は、つもりだっただけで、やはりどこかで分けて考えていたのだと思います。健常者と障がい者を。
誰にでも平等に、その人の特徴を伸ばそうと本気で接してくれる姿勢。
これこそが、上田社長が太陽のような人と例える人が多い理由だと思います。
とにかく暖かく本気で接してくれます。誰にでも。分け隔てなく。
そのおかげで、こちらも、踏ん張ろう、頑張ろうと思えます。
社長のために、会社のためにと奮起したくなります。6月にレポをさせていただいた経営方針発表会の空気感はその社員さんの想いが形になっていたのだと思います。
今回のインタビューから、少しでも上田社長の人柄が伝われば嬉しいです。
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イベントのご案内
おはようございます!本橋です。
暑い!ビールがうまい!(私はビール飲まないんですけどね)
なんて声がちらほら聞こえてくるようになりましたー。
もう今年もあと半年なんですね!早いなぁ。
ビールが美味しい季節ということは!!子供たちは夏休みですね!
約一ヶ月に渡る夏休みをもっと充実したものにするために!
札幌教材製作所では下記のイベントを開催します!

夏休みの自由研究にしてもよし!遊びにきてもよし!
すでに何名かお申込みがあるので早い者勝ちです!!
お待ちしております!
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上田社長インタビュー②
※このブログでは、知的障がい者のある方を「施設の方」と書かせていただきます。
こんにちは。ライターの清水です。
今回から、北海道の黒板屋さん札幌教材製作所の上田社長のインタビューを掲載していきます。
RC事業を中心とした施設の方の雇用に、札幌教材が力を入れていることはご存知でしょうか?
仕事を依頼するようになったのは、ちょうど会社が転換期を迎えた頃の話。既製品の納入が増え、袋詰めの軽作業の仕事が増えて困っていた時、友人からその仕事を施設の方に発注してもらえないか?の一言で始まったそうです。
結論から言ってしまうと、この事業は1年たたずに頓挫してしまいます。
なぜか…施設の方は私たちが思うよりも年齢を重ねるスピードが速いのだそうです。
毎日仕事があれば違うのかもしれませんが…突然増えた軽作業は、毎日継続して発注できる程の量ではありませんでした。
ですが、毎日仕事が無いということを理解できずに、いつも通り作業場で座って仕事を待っている。そんな話を聞いて、上田社長は初めて施設の方に「仕事をさせてやっている」という天狗になっていた自分に気が付いたそうです。
ちょうどこの頃、上田社長は「日本理化学工業」を訪れています。チョークを扱っており古くから付き合いがある会社。ベストセラー「日本でいちばん大切にしたい会社」のトップバッターに掲載されている、障がいを抱えた社員が7割以上いる会社として有名です。
「どうしたら、彼らがやりやすく作業ができるだろうか?」というのを徹底的に考え抜かれた作業場と当時の社長・大山泰弘氏から熱い激励を受け、上田社長のハートに火が付きます。
話は変わりますが、施設の方の雇用に力を入れている札幌教材ですが、なかでもRC事業は子供を対象としていますが、それはこんな思いからだそうです。
「父さん母さんは先に死ぬ。でも会社が残っている限り彼らの支援はできる。自分も人の親だからわかる。自分の子供の人生は心配だ。でも、親が死んでも代わりを担える会社があれば、少しでも安心ではないか?企業の役割は存続させること。それは使命かもしれない」
そもそもなぜ施設の方は外に働きに出るのでしょう?出なくても平穏に暮らせるのに。それは人の幸福とは「人の役に立ち、人に必要とされること」これは労働でしか得ることができない。
…外に働きに出るというのは、施設の方から見たら選ばれたエースなのだそうです。
胸を張って、誇らしく思っている。そんな一生懸命の彼らを裏切ってはいけない。
施設にいるだけでは味わえない幸福感を仕事を通して感じてほしい。
そして、それを永続的に続けていければ…こんな社会貢献はない。
それこそ会社のあるべき姿ではないか?
インタビューで社長がRC事業の話を最初にしたのは、きっとこの話に『上田邦秀』の想いが凝縮されているからなのだと感じました。
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魔の巣窟
上田社長インタビュー①
こんにちは。ライターの清水です。
北海道で頑張る黒板屋・札幌教材製作所の魅力を伝えるべく今回も発信をさせていただきます( *´艸`)
前回までは札幌教材製作所の経営方針発表会について書いていましたが、いかがでしたでしょうか?少しでも会社の雰囲気、仕事に対する情熱が伝わっていれば幸いです。
まだの方はこちらからぜひご覧になってください。
経営方針発表会① 経営方針発表会② 経営方針発表会③ 経営方針発表会④
今回からは社長である上田邦秀氏へインタビューをさせていただきましたのでその話を数回に分けて掲載をさせていただく予定です。
突然ですが、上田社長はどんな人だと思われますか?
…ご本人は『太陽の様な人』と言われることが多いそうです。私も同じ印象ですが、どこが太陽の様なのか!?少しでも伝われば幸いです。
上田社長はとてもお話が上手な方です。そのため先に質問を考えるよりもその場の空気に合わせて話をしたほうが意外性のある話が聞けるかな?と思い、今回のインタビューはあえて何も聞きたいことを考えずに伺う事にしました。
ですので、最初の質問は「何について話をしたいですか?」という大変抽象的な質問から始まりました。
何でも一度話し出すと熱くなってしまって止まらない…何だろう、黒板、会社への想い、社員への想い…。色々と挙げて下さる中で自然と最初の話はRC事業になりました。
RC事業とは、札幌教材が取り組んでいる障がいのある方の業務発注についての事業です。
※RC事業についての具体的な内容はこちらをご覧ください。
上田社長は一般的な単語として使われている健常者や障がいというわけ隔てている言葉が大嫌いだそうです。その考えに敬意を表しまして、ここから数回続くこの社長インタビューの記事は健常者=一般社員、障がい=施設の方として表記をさせていただければと思います。
…なぜ札幌教材で施設の方が働いているのか、なぜ社長が(おそらく無意識に)この題材を最初に選んだのか。
そこを紐解いていくと、社長がこの事業に拘っている理由はもちろん、その人柄…社長として、会社への想いが伝わってきたので、どうぞ楽しみにしていてくださいね♪
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ISOT 文具展覧会
~経営方針発表会④~
こんにちは。ライターの清水です。
ずっとお届けしてきた札幌教材製作所の経営方針発表会。
今回はその締めくくり…。終わった後は楽しい宴会です。
さっきまでの厳粛な空気感はどこへ行ったのやら…みんな楽しむ!飲む!!
後半に一人ずつコメントを話す機会があって…まじめな話をする人、面白おかしく話をする人それぞれ個性が表れていました。お酒の力もあって会場は大盛り上がり!
そして、最後はRC事業として働いている方の「(ここで)働くのが楽しいです」という満面の笑顔がでたところで会は終わりました。
このRC事業は、上田社長の並々ならぬ思いがある事業です。その想いは先日お伺いしたので次回以降書いていきますね。
以下、ここからは外部の人間である私が感じたことなのですが…。
経営方針発表会に参加させていただいてから、私はずっと考えていました。
「会社とは何だろうか?」
私たちは大人になると大多数の人が会社に勤めます。家族といる時よりも仕事に関する時間の方が長くなる人も多いでしょう。
なんで働くのか?もちろん、お金の為、生活のためという方が多いでしょう。
売り上げ?それはもちろん会社ですから必要でしょう。
でもみんなの話を聞いているとそこに視点が行っていないのですよね。
個人の…というよりも会社のため、業界の為…社員一人一人がそれぞれの視点で同じ方向を見ている。それがとても素晴らしいなと思いました。
冒頭で書いた個人のコメントを話す時、「札幌教材で働いていることが羨ましいと思ってもらえるような会社にしたい」と言った方がいました。
そのコメントが出た時点で確信しました。働いている人が幸せな、いい会社なのだなって。だから、個人の目的ではなく会社としての目的に視点が行くのだと。これは本当に会社が好きでないと持てない視点だと思うのです。
私の好きな言葉で「仕事と思うな人生と思え」という言葉があるのですが、仕事が幸せだと感じたら、人生もきっと幸せなのではないでしょうか?
幸せな会社で働いている人が作成している、人に思いを伝える、ぬくもりのある黒板。
札幌唯一の黒板屋さんから感じたのはぬくもり以上幸福感でした。
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