こんにちは。ライターの清水です。
黒板の作り方。いよいよ最終回です。
さて、ここまでは作り方を見ていただきましたが最後に大切な工程が残っています。
検品です。
検品担当の元にはその日検品する商品の詳細な図面・数量はもちろん、クライアント様と営業との受注時のメールのやりとりなど細かい資料があり、それをひとつひとつ確認します。
完成図だけではなく、製品発注から完成までの工程が彼女の手元にあるわけです。
その厳しい目を通った商品だけがお客様の手元に届きます。
検品を通らなかったのはどうなるのか?
これから寒い季節に突入していきますが札幌教材は薪ストーブ…。黒板の最初の工程は…何から始まったか覚えていますか?
はい。無駄にすることなく使用させていただいております。
※全てではありません。再利用できる部分は再利用しております。
ただの処分ではなくて、その後の有効利用の場所が決まっている。
個人的にそれは検品をするにあたって、大切なことではないかと思っています。
ゴミ(無駄)になると思えば心のどこかで検品が甘くなる可能性があるかもしれませんが、その後の有効利用がある程度決まっていれば、気にしないで厳しい検品が行えますから。
実際に見せてもらって、どこがダメか分かりますか?と言われても説明を受けないとどこが検品では通らなかったのか分からないものだらけでした。厳しい!
今回、一般的な黒板の作り方を大まかに取材させていただきましたが、印象的だったのが
『皆さん、ご自身の作業の話になると雄弁になる』ということ。
お仕事の最中すいません、取材させてください。とお願いすると嫌な顔せずに質問以上のことを教えて下さいました。
全員がマルチに全行程をこなす、ではなくてしっかりと役割分担をしている。
『自分にしかできない仕事』それは自分の仕事に対しての誇りのように感じました。
…初めて上田社長に会社の話を伺った時、『黒板の他に木材加工や印刷もしています』と仰っていてピンと来ていませんでした。どうして黒板屋さんなのに、木材加工や印刷の仕事もしているのだろうかと…。
でも今回取材をさせていただいてわかりました。
札幌教材は黒板屋さんではありますが、黒板作成のプロがいるわけではなく、黒板を作るのに必要不可欠な工程のプロの集団でした。
なので、黒板以外でもそのプロの技術を発揮した仕事があるのですね。
学校から工事現場はもちろん、カフェなど様々な用途に使われている黒板。
お客様のニーズに、それぞれのプロ職人が応えた製品。
ぜひ一度その温度感を確かめに札幌教材製作所の商品を手に持ってみて下さい。
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