電子黒板導入で変わる!授業・会議の未来 メリット・デメリット、選び方を徹底解説

電子黒板導入で変わる!授業・会議の未来|メリット・デメリット、選び方を徹底解説

『黒板って、もっとできる
今や書くだけじゃなく、伝える・共有する・参加する、ができる時代へ。
教育現場やオフィスなどにおいて、ICT化が当たり前になってきている現代だからこそ、
北海道で唯一の黒板屋「札幌教材製作所」が、電子黒板の基本から、メリットやデメリットなど
まとめてご紹介します。

ワイード

電子黒板とは?

電子黒板とは、「映像を映し出しながら、直接書き込みや操作ができるデジタルな黒板」のことです。
学校やオフィスのホワイトボードや黒板に代わるツールとして、教育現場、会議、研修、プレゼンテーションなどといったシーンにおいて、様々なところで活躍しています。

電子黒板の基本機能(書き込み、保存、共有など)

電子黒板の主な機能は、従来の黒板やホワイトボードの役割を超えて、
『書く・見せる・残す・共有する』をデジタルで実現できることです。

  1. 書く 『タッチペンやIRペンで画面に直接書ける!』
  2. 見せる『パソコンやタブレットと接続して、資料などを投影できる!』
  3. 残す 『画像(JPEG/PNG)やPDFとして保存できる!』
  4. 共有 『保存したデータをクラウドで共有できる!』

電子黒板の種類

電子黒板には、大別すると3つのタイプがあります。

タッチディスプレイ型

ディスプレイ型は、大型の液晶(LCD)や有機EL(OLED)ディスプレイに、タッチ操作やペン操作ができる機能を備えた一体型の電子黒板です。
所謂テレビ型の大型モニターにタッチセンサーが内蔵されているので、スマホやタブレットを使うように、直感的な操作ができます。
4K高解像度大型ディスプレイモデルなどになると、その分価格も非常に高価になってきます。

札幌教材製作所は、iBoard Japanの北海道地区の代理店です。
北海道で、タッチディスプレイ型の電子黒板『StarBoard』をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。
StarBoardについて(外部リンク)

プロジェクター型

プロジェクター型は、プロジェクターで黒板やホワイトボードなどの壁面に映像を投影し、
その映像に対してタッチペン(IRペンなど)で書き込みができる電子黒板です。
壁面に大画面で投影できるので、広い場所や大人数での使用に適しています。
プロジェクター本体+映写できる壁面が必要になります。
大黒板がある教室などであれば、そのまま大黒板に映写することも可能です。

札幌教材製作所は、SAKAWAの北海道地区の代理店です。
北海道で、プロジェクター型の電子黒板『ワイード』をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。
ワイードについて

ユニット型

ユニット型は、電子黒板機能がないデジタルテレビやプロジェクターに、
専用ユニットを取り付けることで、電子黒板として使用することができる電子黒板キットです。
既存のデジタルテレビやプロジェクターをそのまま利用することができます。
上記があれば、最もコストがかからずに電子黒板化することは可能です。

コストや機能面、使い勝手、耐久性、様々ありますが、
札幌教材製作所はディスプレイ型、プロジェクター型をお勧めしています。

電子黒板の導入で授業や会議はどう変わる?

電子黒板を導入することで、授業や会議のスタイルは大きく変化します。
より効率的かつ参加型のコミュニケーションが可能になります。

授業においては、

  • 板書時間の短縮。
  • 動画やウェブを活用し、リアルタイムに表示できる。
  • 授業内容の保存、共有が可能。

会議においては、

  • スムーズな資料共有。
  • 写した資料の上に直接書き込めるので、より直感的に。
  • 議事録のように、会議内容を保存、共有。

目的別!電子黒板の選び方

学校での授業とオフィスでの会議では、電子黒板に求める要素も違うものです。
使用する環境にあった電子黒板の選び方をすることで満足度も高まるでしょう。

学校・学習塾:授業効果を高める電子黒板

教育現場でのICT活用が進む中、教科書や資料の提示、動画やWEBサイトの活用、さらに手書きの板書もそのまま保存できるなど、学びの質と効率が大きく向上します。

  • 視覚的な理解が深まる
    教科書や画像、動画を拡大表示し、より直感的に理解できる。
  • 授業のテンポが良くなる
    資料の切り替えや板書がスムーズに。手書きとデジタルの融合が可能。
  • 学習内容の振り返りができる
    授業内容をPDFなどで保存・共有できるので、家庭学習や欠席者対応にも便利。
  • 生徒の参加が活発に
    タッチ操作や書き込みを生徒が行える機能もあり、双方向の授業が可能に。

企業・会議室:効率的な会議をサポートする電子黒板

ビジネスシーンにおいて「情報の共有」と「アイデアの整理」は、スピードと正確さが求められます。電子黒板を導入することで、視覚的に分かりやすく、参加者全員が納得できる効率的な会議運営が可能になります。

  • プレゼン資料やWEBページをすぐに投影
    PCやタブレットと簡単に接続でき、ファイルやWEBページをリアルタイムで共有。
  • 議論の内容をその場で書き込み&保存
    ホワイトボード感覚でアイデアを書き出し、PDFなどでそのまま保存・共有。
  • リモート会議との相性も抜群
    画面共有や遠隔操作にも対応しており、遠隔地のメンバーともスムーズに連携。
  • 会議の無駄な時間を削減
    画面の切り替えや書き換えが瞬時にできるため、議論が停滞せず生産性UP。

プレゼンテーション:説得力を向上させる電子黒板

プレゼンテーションの成否を分けるのは、「わかりやすさ」と「印象に残るかどうか」。電子黒板を活用することで、視覚的に訴えるプレゼンが可能になり、聞き手の理解と共感を深めることができます。

  • 動画やWEBコンテンツの活用
    プレゼン資料だけでなく、関連動画やWEBページをその場で表示でき、説得力と臨場感がアップ。
  • リアルタイムでの書き込み・強調表示
    重要なポイントをその場で書き込んだり、下線や囲みで強調できるので、注目すべき部分が明確に伝わります。
  • フローチャートや図をその場で描ける
    質問や議論の流れに応じて柔軟に図解。紙の資料ではできなかった即興の説明にも対応できます。
  • 画面の保存と共有が簡単
    発表後に、表示内容をそのままPDFや画像として配布可能。聞き手はメモを取る手間が省け、理解に集中できます。

電子黒板を選ぶ際のチェックポイント

電子黒板を導入する際には、使用目的や設置場所に合わせて、いくつかのポイントを確認しておくことが大切です。

画面サイズと解像度

教室や会議室の広さに適したサイズを選びましょう。
解像度が高いほど、細かい文字や図表もくっきり表示できます。大きい

タッチパネルの性能(反応速度、精度)

書き込みや操作がスムーズかどうか。
IR(赤外線)式や静電容量式など、方式によって使用感が異なります。

接続端子と互換性

HDMI/USB/LANなどの接続端子の種類と数を確認。
他の機器(PC、書画カメラなど)との互換性も大事です。

ソフトウェアと対応ファイル形式

どんな資料(PDF、PowerPoint、画像など)が扱えるか?
書き込んだ内容をどの形式で保存・共有できるかもチェックしましょう。

スピーカーやカメラなどの周辺機器

プレゼンやオンライン授業を想定しているなら、内蔵スピーカーの音質やWebカメラとの連携もポイントです。

メーカーとサポート体制

トラブル時の対応、サポートのスピードと内容も重要。
研修や操作説明会があるかも確認しましょう。

予算と導入費用

本体価格のほか、設置工事費・保守費・ソフトウェア利用料なども含めて総額で比較を。
長期的なコストパフォーマンスを考えて選ぶのがコツです。

電子黒板の効果的な活用方法

電子黒板は「ただ映す」だけのツールではなく、使い方次第で授業や会議の質を格段に向上させることができます。

授業での活用事例

  • 動画やWEBページの活用
    教科書の内容に関連する動画や、最新のニュース・資料をリアルタイムで表示し、理解を深めることができます。
  • 板書+書き込み
    スライドや資料に直接書き込みができるため、視覚的にわかりやすい説明が可能です。
  • 振り返り・復習
    授業内容を保存・共有できるため、欠席者や復習用にも活用できます。

会議での活用事例

  • 資料共有の効率化
    PowerPointやPDFなどを大画面で共有しながら、メンバーがその場でコメント・書き込みできます。
  • 意見の可視化
    ブレストやディスカッションで出た意見を電子黒板にそのまま記録。議論を可視化し、参加者全員で共有できます。
  • 遠隔会議との連携
    ZoomやTeamsなどと接続すれば、遠隔地ともスムーズにやり取りが可能です。

研修・セミナーでの活用事例

  • 対話型プレゼン
    一方向の講義ではなく、参加者の意見を書き込んだり、手を動かしてもらったりすることで、参加型の学びが可能です。
  • 記録の共有
    研修後、電子黒板で書き込んだ内容をそのままPDFで共有することで、記録の手間が減り、参加者の理解も定着しやすくなります。

リモートワーク・オンライン授業での活用

  • 画面共有+書き込み
    リモートでも画面を共有しながら、リアルタイムで書き込むことで、対面に近いコミュニケーションが可能です。
  • 録画機能との併用
    講義やプレゼンを録画しておけば、オンデマンド配信も可能になります。

電子黒板導入のメリット

電子黒板を導入することで得られるメリットは、教育現場・ビジネスシーンの両方で大きな効果を発揮します。

授業や会議の効率化

  • 板書の手間を省けるため、限られた時間を有効活用できます。
  • プレゼン資料や教科書データをすぐに表示できるので、準備や進行がスムーズになります。

参加者の集中力向上

  • 映像・図・音声などを使った直感的な説明が可能。
  • 書き込みや拡大・ズーム表示で、複雑な内容も視覚的に伝えられます。

情報共有の容易さ

  • 会議や授業で使用した内容は、保存してPDFや画像で共有できます。
  • 欠席者へのフォローや復習用資料の作成もラクに。

電子黒板導入のデメリット

電子黒板には多くのメリットがありますが、導入にあたってはいくつかのデメリットや注意点もあります。

導入コストと維持費

機種やシステムによりますが、本体価格+設置費+周辺機器で、まとまった費用が必要です。
定期的なソフトウェアの更新・部品交換・クリーニングなどのメンテナンスが必要です。
プロジェクター型では、ランプの交換やフィルター掃除が求められます。

操作の習熟とトラブル対応

タッチ操作やソフトの使い方など、初めての人には慣れるまで時間が必要です。
導入直後は研修やサポートが重要です。

電子黒板に関するよくある質問Q&A

電子黒板の耐用年数は?

一般的に5~10年程度が目安です。使用頻度や設置環境によって前後します。
全ての物に言えることですが、大切に扱うことで耐用年数もぐっと伸びてきます。

電子黒板のメンテナンス方法は?

ディスプレイ型の場合、ソフトウェアの定期的なアップデート、タッチパネルの清掃、
プロジェクター型の場合、フィルターやランプの清掃・交換、IRペンの電池交換 などが必要です。

まとめ

電子黒板は、授業や会議の効率を高め、参加者の理解や集中力を向上させる心強いツールです。
タイプや機能、予算に応じた選び方を知ることで、最適な製品選定が可能になります。
電子黒板をお探しの際は札幌教材製作所にご相談ください。

札幌教材製作所では、学校や企業のニーズに合わせたご提案や、デモ対応も行っております。導入をご検討中の方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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